うつ病などの精神疾患は、「心の甘え」ではない証拠を提示します。
脳炎とは
脳の炎症性疾患の総称。
急性脳炎は脳実質に生じた炎症によって、
発熱、頭痛、意識障害、麻痺などの急性症状を呈した状態をさします。
脳の炎症とは
脳炎の個別部位による症状
うつ病(精神疾患)は炎症の一症状という 免疫精神医学の新しい考え方が広まりつつあります。
ここで重要なのうつ病(精神疾患)などの精神病が脳の炎症から引き起こされているという
新しいアプローチです
炎症→ストレス→うつ という過程であるとされていたものが
ストレス→炎症→うつ という過程に見直されているという事です。
「炎症→ストレス→うつ」ではなく「ストレス→炎症→うつ」
いままでは、炎症とストレスがほぼセットになって考えられてきました
職場の人間関係などのストレス、それ自体が炎症=ストレスでるという考えでした
しかし、新しい考え方によれば
職場の人間関係などのストレスが発生した場合に、
脳の一部に炎症が起き、
それによって、うつ病などの精神疾患が発症するという考え方です
このことによって、ストレスを解消するだけでなく
脳の炎症を抑える必要があるという仮説が出来上がってきました。
以上の事から、
「心の甘え」
「心の弱い人の病気」など
偏見に近い見方ではなく、
物理的な脳の炎症による脳の病気であると認識されれば幸いです。