これまで、
・うつ病患者の血液中で 炎症性サイトカイン が上昇すること、
「炎症性サイトカイン」 : 炎症反応を促進する働きを持つタンパク質の総称
・うつ病患者の脳内で炎症担当細胞であるミクログリアが活性化していること、
「ミクログリア」 : 脳脊髄中に存在する中枢神経系を構成するニューロン(神経細胞)以外の細胞の一種
・慢性炎症性疾患の患者ではうつ病の併発率が高いこと
以上の内容から、うつ病と炎症との関連が示唆されてきました。
つまり、うつ病などの精神疾患は脳内の炎症を起因とする病気であるという事実です。
したがって、脳内の炎症を治す事ができれば、うつ病などの精神疾患は治るとう事です。