うつクオリティー ~うつ闘病記~

うつ(鬱)病の症状、闘病生活、精神病、疾患情報

うつ病などの精神疾患の原因の考察と治療法の提起

 

これまで、

 

うつ病患者の血液中で 炎症性サイトカイン が上昇すること

「炎症性サイトカイン」 : 炎症反応を促進する働きを持つタンパク質の総称


うつ病患者の脳内で炎症担当細胞であるミクログリアが活性化していること

ミクログリア」 : 脳脊髄中に存在する中枢神経系を構成するニューロン神経細胞)以外の細胞の一種


慢性炎症性疾患の患者ではうつ病の併発率が高いこと


以上の内容から、うつ病と炎症との関連が示唆されてきました。


つまり、うつ病などの精神疾患は脳内の炎症を起因とする病気であるという事実です。


したがって、脳内の炎症を治す事ができれば、うつ病などの精神疾患は治るとう事です。

 

 

 

うつ病などの精神疾患は、「心の甘え」ではない証拠を提示します。

 

脳炎とは

脳の炎症性疾患の総称。
急性脳炎は脳実質に生じた炎症によって、
発熱、頭痛、意識障害、麻痺などの急性症状を呈した状態をさします。

 

 

脳の炎症とは

脳炎の個別部位による症状

 

 

うつ病精神疾患)は炎症の一症状という 免疫精神医学の新しい考え方が広まりつつあります。

ここで重要なのうつ病精神疾患)などの精神病が脳の炎症から引き起こされているという

新しいアプローチです


炎症→ストレス→うつ という過程であるとされていたものが

ストレス→炎症→うつ という過程に見直されているという事です。


「炎症→ストレス→うつ」ではなく「ストレス→炎症→うつ」


いままでは、炎症とストレスがほぼセットになって考えられてきました

職場の人間関係などのストレス、それ自体が炎症=ストレスでるという考えでした


しかし、新しい考え方によれば

職場の人間関係などのストレスが発生した場合に、

脳の一部に炎症が起き、

それによって、うつ病などの精神疾患が発症するという考え方です


このことによって、ストレスを解消するだけでなく

脳の炎症を抑える必要があるという仮説が出来上がってきました。


以上の事から、

うつ病などの精神疾患

「心の甘え」

「心の弱い人の病気」など

偏見に近い見方ではなく、

うつ病などの精神疾患

物理的な脳の炎症による脳の病気であると認識されれば幸いです。

 

 

 

 

 

うつ病(精神疾患)は、脳内の炎症が原因!?

神戸大学医学研究科の古屋敷智之教授、北岡志保助教らの研究グループは、

京都大学医学研究科の成宮周特任教授らとの共同研究により、

ストレスによる抑うつの誘導に自然免疫系による脳内炎症が

重要であることを発見しました。

 

広島大学大学院医系科学研究科 相澤秀紀教授と

同 脳・こころ・感性科学研究センター 山脇成人特任教授の研究グループは、

脳深部で炎症に関与するPCSK5遺伝子がうつ病のような症状を引き起こすことを

動物実験の結果から明らかにしました。

 

以上の事から、脳内の炎症がうつ病など精神疾患の原因であるとわかってきました。

 

 

 

 

 

うつ病(精神疾患)と糖尿病との関係性

糖尿病だからうつ病を発症するのか?

それとも、

うつ病だから糖尿病が発症するのか?


ストレスで血糖値が高くなるという事がわかっています。

身体や心にストレスがかかると、
血糖値を上げるホルモンが分泌〈ぶんぴつ〉される一方で、
インスリン抵抗性が強くなります。このため血糖値が上がります。


糖尿病とうつ病は、
両方の疾患を合併する患者さんの割合が高いといわれています。
海外において、2型糖尿病患者さんがうつ病を併発するリスクは、
糖尿病でない方と比べて15%程度高く、
またうつ病患者さんが2型糖尿病を併発するリスクは、
うつ病でない方と比べて60%程度高いという報告があります。


その理由として、
糖尿病患者さんでは、一般的なストレスに加え、
血糖コントロールに伴う心理的なストレスがあること、

うつ病患者さんでは血糖を上昇させるホルモンの分泌が増えることなどが考えられています。


炭水化物を多く含む食品を大量に食べてしまう人にとっては
非常に、危険な状態が続いてしまう結果となっております。

 

うつ病になったら、程よく糖質をとっていきたいものです。

 

 

 

うつ病(精神疾患)とえごま油の栄養について

 

えごま油には現代人にうれしい健康効果が多くあります。

 

身体にとって様々な良い効果をもたらすといわれているのが


「オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)」です。


体内で作ることができず、
現代人に著しく不足しているといわれている必須脂肪酸ですが、
えごま油の含有量は60%以上。
スプーン一杯で、一日に必要とされるオメガ3脂肪酸を満たすことができ、
毎日効率よく摂取することができるのです。

 

第105回日本精神神経学会では、
各種精神疾患とオメガ3系の関係を示す文献レビューを行った結果、
気分障害認知症、うつに対して有効性が示されたと紹介されました。

 

そして、うつに関するポジティブな試験の例
①55歳以上を対象とした疫学調査において、
うつ病患者106名、うつ症状患者115名、
対照群461名について調査したところ、
うつ病患者は血漿中のアラキドン酸が高値、
DHAが低値、n-6:n-3比が
高いことが示され、
「脂質組成とうつ病に相関がある
可能性が示唆された。」
Am J Clin Nutr. 2003 Jul;78(1):40-6.

 

②症状のひどいうつ病患者22名
(試験群12名、35.2±11.6歳)
を対象とした二重盲検無作為化
プラセボ比較試験において、
オメガ3系脂肪酸を6.6g/日
(EPA 4.4g、DHA 2.2 g含有)、
8週間摂取させたところ、
ハミルトンうつ病評価尺度を改善した。
Eur Neuropsychopharmacol.
2003 Aug;13(4):267-71.

 

上記の様に
オメガ3脂肪酸うつ病などの精神疾患に良い影響を与える物として
注目されています。

そして、そのオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)を多く含む
食材として、えごま油がありました。

 

私の場合、食欲がない場合には、
納豆にえごま油をかけて食べておりました

 

以外と納豆にえごま油を入れても、味には特に変化なく
個人的には、とてもお気に入りの摂取方法です。

 

 

うつ病と豆乳の栄養について

 

幸せホルモンと言われるセロトニン

セロトニンを作るのに必要なのが必須アミノ酸トリプトファンです。


食品中のトリプトファン含有量(可食部100gあたり)

白米     82mg
鶏むね肉   270mg
木綿豆腐   98mg

豆乳     53mg


上記の様に食欲がないときでも
簡単に摂取できるのが

豆乳です

ジュースのかわりに豆乳をどうぞ。

私は食事のときには、一杯の豆乳を飲んでいますよ^^

 

 

 

うつ病の休息と居心地の良い環境構築

 

うつ病で大切な事は、充分な「休息」です。

うつ病を悪化させている要因がわかっている場合、

こころに負担がかからない、居心地の良い環境を整えることも大切です。

 

①睡眠時間を確保する為に、多忙な仕事を調整する


②家事に負担がある場合には、家族と相談する


③ストレスとなっている、人間関係を見直す

 

 

こころを休息させることが、うつ病の治療の基本です

 

その為には、現状で一番、こころに負担になっている事柄をまず見つけ出し

積極的に良い環境に変えていくことも大切です。