うつ病Ⅴ字回復の裏技～完治までの近道～　中鎖脂肪酸油とオメガ3系脂肪酸編 - うつクオリティー　うつ病Ⅴ字回復の裏技　～完治までの近道～

これは、
株式会社主婦の友社は、『最新版　マンガでわかる　ココロの不調回復　食べてうつぬけ』
に紹介されている内容です。
この本では、外来新患2年待ちの栄養専門医師・奥平智之氏が、ココロの不調に効く食事や栄養をマンガでわかりやすく教えてくれます。

タイトル：最新版　マンガでわかる　ココロの不調回復　食べてうつぬけ [ 奥平智之 ]
定価：1540円（税込）
発売日：2022年10月31日（月）
判型：A5判・208P
ISBN: 978-4-07-452587-4
出版社：主婦の友社

□中鎖脂肪酸油とオメガ3系脂肪酸

中鎖脂肪酸油

中鎖脂肪酸は、ケトン体を効率的に生成してエネルギー不足を解消し、それによって認知機能の向上が期待されています。
１、肝臓でケトン体を産生し、エネルギー源になる
２、消化吸収が早く、肝臓ですみやかに代謝され、体脂肪として蓄積されない
３、抗酸化・抗炎症・免疫力強化作用がある

中鎖脂肪酸は、母乳や牛乳、パーム油、ヤシ油に豊富に含まれています。

MCT

最近では芸能人にも愛用者が多いためご存知の方も多いかと思います。 MCTとは中鎖脂肪酸（炭素数が8～12個程度の脂肪酸）100％の油のことです。
MCTオイルは脳の燃料となるケトン体にただちに転換されるうえ、睡眠中に体脂肪の燃焼も助けてくれます。夕食か寝る前に大さじ1～2杯のMTCオイルをとることで、結果、「翌朝は頭の回転が早まり、明晰に答えられることに気づいた」という研究結果があります。

人間の身体のエネルギー回路は2種類ある！
人間のエネルギー源として、一般的には糖質が主とされていますが、脂質から生成される「ケトン体」も別のエネルギー源として機能します。このケトン体を利用する代謝状態を「ケトーシス」と呼びます。

ケトーシスを呼び起こすには、

①糖質の摂取量を抑える
②代わりに脂質をたくさん摂る
これら2点の条件が必要となります！

ケトーシスにより、うつ病が治る・改善する・よくなる

糖質制限をしてケトン代謝になると、血糖値が安定します。
また、ホルモンバランスも整います。
それによって気分・メンタルが揺さぶられ、大きく左右されることがなくなります
それにより「うつ病を治す」ことだってできる！！

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オメガ3系脂肪酸

１、炎症を抑える効果がある
２、細胞膜をやわらかくして血管は柔軟に、神経細胞は活性化
３、血液をサラサラにしてくれる

気分障害、認知症、統合失調症、うつ病との関連

オメガ3系脂肪酸は精神疾患にも関心が集まっており、第105回日本精神神経学会では、オメガ3系脂肪酸と精神疾患の関係についての文献レビューが行われ、気分障害や認知症、うつに対しての有効性が示されたことが紹介されました。また、魚の消費量が多い国ほどうつ病発生率が低い傾向があり、日本がその例でしたが、最近では魚の消費量が減少しており、特に子供から学童期のうつ症状が増加していることが懸念されています。

オメガ３系脂肪酸が多く含まれているのは、脂肪が多い魚（サケ、マグロ、マス、サンマ、ブリ、イワシなど）や甲殻類（カニ、ムール貝、カキなど）などです。