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うつ病コラム、うつ病と更年期障害について

女性の更年期における、うつ病について

 

 

更年期にはうつ病になりやすいの?


更年期とは、40代後半から50代前半までの10年間で、閉経前後の各5年を指します。この期間において、約20%の女性が抑うつ症状に悩むというデータがあり、更年期とうつ病は密接な関係があると言えます。女性は男性よりもうつ病になりやすい傾向があり、更年期に入るとそのリスクがさらに高まることが分かっています。

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更年期障害とは?


更年期は、卵巣機能の低下により女性ホルモンの分泌が減少する時期であり、閉経前後の45歳から55歳にあたります。この時期には「更年期障害」と呼ばれる、自律神経症状を中心にさまざまな症状が現れることがあります。


なぜ更年期抑うつ症状が出やすいの?

更年期に抑うつ症状が出やすい原因はなんでしょうか。
主に次にあげる2つの理由があるようです。

 

女性ホルモンが減ってしまうから
女性の体内では卵巣で女性ホルモンであるエストロゲンが生成されます。エストロゲンは幸せホルモンであるセロトニンの分泌を促進し、リラックス効果や幸福感をもたらします。しかし、更年期にはエストロゲンが減少し、閉経とともにセロトニンの分泌も減少してしまうため、気分が落ち込むなどの抑うつ症状が現れることがあります。

 

心理的・社会的なストレスの影響
更年期は女性にとって重要な変化が重なる時期であり、子育てが終わったりキャリアでポストが重要になったりすることがあります。エストロゲンの減少によって美容面でも肌やスタイルの調子が悪くなり、ストレスの元となることもあります。更年期ではこれらの身体的変化に加えて、うつ症状が出やすい原因もあるとされています

 

 

更年期障害の症状

更年期障害の症状としては以下のような
不定愁訴を訴える方が多いです。
・顔がほてる
・めまい
・動悸やふらつき
・冷や汗や寝汗
・上半身の発汗
など

 


更年期障害と「うつ病

更年期障害の症状はうつ病と類似しており、うつ病であっても気づかれにくく見逃されることがある。心身の不調が続く場合、うつ病を疑うべきであり、閉経周辺の女性はうつ病の初発や再発リスクが高いとされています。

 


更年期に関係する「うつ病」は専門機関で相談


自己判断ではなく更年期障害だからと思わず、専門の精神科、又は心療内科を受診する事を、おすすめいたします。

 

 

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