うつクオリティー うつ病Ⅴ字回復の裏技 ~完治までの近道~

うつ(鬱)病の症状、闘病生活、精神病、疾患情報

こころの病気の人は、なぜ、ネガティブ情報ばかりを追ってしまうのか?

昨今、欧米では


「Doomscrolling(ドゥームスクローリング)」

 

という言葉がSNS上で使われるようになっています。

Doom」は絶望を意味し、
「Scrolling」はSNSのタイムラインなどをスクロールし続けること。

不安定な状況下においてネガティブな情報ばかり
収集してしまうことを指す言葉です。


なぜ暗いニュースばかり気になるのか!


不安定な状況下で様々な情報を集めようとするのは、
人間の生存本能に基づく自然な行為なのです。

 

しかし、自分の身を守るために過度に情報摂取をしてしまうと、
それが習慣化されてしまい、
現実から遠ざかりながらポジティブなことにも目を向けられなくなってしまいます。

 

不安を助長するようなニュースを見続けるサイクルにはまると、
ネガティブな影響があることを自覚しながら、
それを止めることが難しくなってしまいます。


我々の様な、こころの病気を持つものは
常に不安と共にあると言って過言ではありません

その様な状況下で、さらに不安を煽る情報を入れてしまうのは
非常に良くありません。


ドゥーム・スクローリングの対処法


SNSなどの情報源と一定の距離を保ち、
情報摂取の方法を自分で管理することが一番大事。
そのためには、スマホの通知機能をオフにしたり、
SNSをチェックする時間を制限することが重要になってきます。


自分にとって何も関係ないネガティブ情報を受け取って
自分のこころを傷つけてしまうのは
あなた自身にとって、非常に良くありません。

 

他の人の病状をSNSによって知り、将来に不安を抱いてしまうのは
今のあなたのこころにとって、


何も得る事のないマイナスな行動です。

 

自身の病気について、情報を得るのは大切な事ですが、
他の人の病状を見聞きして、ダメージを受けてしまっては
元も子もありません。

 

必要な情報だけを選択し、こころの健康を取り戻しましょう。

 

 

 

 

うつ病になるプロセスを解明し、治療に役立てましょう!

 

うつ病を改めて定義してみましょう


そもそも、なぜ、うつ病を発症してしまうのでしょう?


もともとの性格や考え方の傾向、環境(ストレスなど)に加え、
体質・脳内にある物質の変化も関係しているといわれています。

これまでの研究から脳の中で感情を
コントロールしている物質(神経伝達物質)の
バランスが崩れてしまうことが原因のひとつだと考えられています。


私たちの脳は神経伝達物質という物質を介してさまざまな情報を伝え合い、複雑な働きを担っています。


ところが、ストレスを抱えていたり、
心身ともに疲れている状態が続いたりすると、
この神経伝達物質の量や働きも十分ではなくなってきます。

つまり、うつ病とは“精神的・肉体的疲労が続いていくうちに
脳の中の「セロトニン」や「ノルアドレナリン」といった
神経伝達物質の働きに異常を来してしまい、
そのためにさまざまな症状が出現する病気”なのです。


つまり、うつ病とは脳の神経伝達物質の働きの異常によっておこる脳の病気なのです


また、うつ病の発症には、もともとの性格や考え方の傾向、
あるいは環境(ストレスの状態)なども深く関わっているといわれています。


うつ病の発症に関わる性格や考え方

メランコリー親和型

ディスチミア親和型

とう二大親和型があります


環境の問題


環境の変化でうつ病が起こりやすいタイミングは

「環境変化直後」

が多いと言われています。

例えば、入学、就職、転職、結婚など
人生のライフイベントから今までと違う環境に対し、
思っていた仕事と違う、
職場になじめない、
学びたいことが違う、
結婚相手とうまくいかないなど、
「思っていたことと違う」という環境がストレスへ変化するそうです。


うつ病とは

・脳の神経伝達物質の働きの異常によっておこる

うつ病の発症には特定の性格の特徴がある

・環境変化の直後に発症するリスクが高まる

という事でしょうか


うつ病の改善という観点から

まず、自分という人間を観察し、
どのタイミングにうつ病を発症したのかを探る必要があります。

そのことによって、うつ病の原因を突き止め
原因を改善することによって
更に、悪化させないように努める必要があると思われます。

うつ病に限らずですが、早期発見、早期治療が大切です。

 

 

うつ病になったら、あふれるネガティブ情報から身を守ろう

米心理学誌「Psychology Today」では、
ヒトはポジティブなことよりもネガティブなことに
反応しやすいと指摘し、
その原因を脳の動きから探っています。

John Cacioppo博士の研究では、

・ポジティブな感情をもたらす写真、
・ネガティブな感情をもたらす写真、
ニュートラルな感情をもたらす写真を

それぞれ被験者に見せながら、
情報処理の規模を反映する大脳皮質での
電気的活動を記録したところ、

 

・ネガティブなものからの刺激に一番強く反応することが明らかになりました

 

ちなみに、
ネガティブなものにより強く反応するという
脳の働きは、自分を害から守るために
発達したと考えられています。

以上の様な事から


・人はネガティブな情報を無意識に選択してしまうという事実があります。

 

よって、テレビのニュースや、ネットのニュースを見ていると
ネガティブなものが多く取り上げられています。

 

これは、人が無意識にネガティブな情報を求めている事を利用し
視聴率をかせぐ一つの効果的な方法だからです。

 

しかし、これは私たちの様なこころの病気の人にとっては害悪でしかありません

 

もともと、病気によって感情がネガティブに偏っている状態で
さらに、ネガティブな情報を与えられるのは
精神衛生上良くない事であるのは明白です。

こころの病気である我々は、病を嘆く人や病気自慢、SNSなどによっても
ネガティブな情報を受け取ってしまいがちです

 

これは、負の連鎖にほかなりません

 

こころの病気である我々は、どういう情報をどのように取得すべきなのか
一度、よく考えてからニュースやネットを見てみましょう

 

ネガティブなマイナス情報を受け取って
負の連鎖に巻き込まれるのか?

それとも、取捨選択したプラスな情報だけを受け取る様にする事で
こころの均衡を保つのかは、

 

あなた次第です!

 

これからは、ネガティブな情報を遮断し、プラスな情報を取捨選択して
メンタルヘルスを良好なものへと変えていきましょう。

 

 

 

うつ病になっても、会社は辞めてはいけません(きっぱり!)

もし、あなたがうつ病になってしまったとしても、
決して安易に会社を辞めてはいけません


まず、第一にうつ病のような精神が不安定な状態で大切な決断をしてはいけません
そして、第二に会社にいる内に出来る事を検討する事が大事です

では、会社に残っている時に何ができるの?

会社に在籍している状態で出来る事でやってみてほしいのが

 

労災認定です!

 

労災認定されるとどんなメリットがあるのでしょうか。


結論から言ってしまうと、労災保険による給付のほうが圧倒的に有利であるのです

 

労災保険は、
業務や通勤による災害にあった労働者を保護する制度であり、
私傷病と比べて手厚い給付が行われます。


労災による休業の場合
療養の給付は、本人負担はなくなります
労災保険から全額給付)

療養が長引いたとき
業務復帰できるまで
給付基礎日額(平均賃金)の80%支給されます

その他にも、解雇の制限、保険料の優遇
など
メリットの方がはるかに多いのです

 

私個人の意見として、そもそも、病気になった理由が会社にあるなら
会社にも責任取ってもらおうよ、という感じです。
参考になれば幸いです。

 

 

雨が降ると、こころが落ちる

私の場合、天気が非常に体調を左右してしまいます。

 

先週の土日から体調が悪いです。

 

困ったもんです。

 

 

 ホワイ デ ディス ハプン?

 

 

 

こころの病気って、なに?

こころの病気と言っても、種類も症状も様々です。
ころろと身体では、病気の考え方が違っています

身体の病気の場合、臓器、部位、原因よって分類されていることが多いのですが

こころの病気の場合は、脳という臓器を対象として
どのような症状が出ているのかを病気の判断材料として分類しています。

現在では、特に特徴的な症状と期間を生活する上で、
どのような支障がどの程度あるのかを考えて
診断し病名をつけるようになっております。

病名の例

うつ病
・依存症
解離性障害
強迫性障害
睡眠障害
摂食障害
双極性障害
適応障害
・総合失調症
認知症
・パーソナリティー障害
発達障害
・パニック、不安障害
・PTSD(心的外傷後ストレス障害
てんかん

などがあります。
精神科、心療内科を受診する事により
適切な治療を受ける事ができます。

私の場合は、経験したうつ病をメインに扱っていきます。

 

 

うつ病になったら真の味方を見つけよう

うつ病はこころの風邪と言われる事もありますが、
これは、誰でもかかる病気という例えとして使われているに過ぎません

しかし、うつ病は風邪の様にに簡単に治る病気ではありません
そして、うつ病は風邪の様に軽い病気でもありません。

その様な状態で、一人で孤独にうつ病と戦っても
非常に辛い思いをすることになると思います

では、どうすれば良いのか?

 

身近に、うつ病の理解者を見つけてみてください

 

まず、医師です
これは、単純に精神科、心療内科へ行き、現状を話す事により
どうすれば快方へ向かう事が出来るのかという指針を示してくうれます。


そして、家族です
これには、非常にデリケートな対応をしていく必要があります
家族というものは、病気への知識が絶対的に不足しておる場合が多く
そういう場合、病院へ付き添ってもらい、一緒に話を聞いてもらうなど
家族に病気の事を理解してもらう必要があります


そして、次に友人、知人です
これは、現状の話をして、自分は病気になってしまったのだと
素直に認めて話をしてみる事です
これにより、離れていく方もいるかもしれませんが
それは、そういう人だったと割り切るしかありません

うつ病になった時に、真に理解してくれる、真の味方となってくれるだろう
医師、家族、友人
この三者を上手く味方にして、闘病生活を乗り越えてください

病気になって、友人が離れてしまったとしても
それは、友人の断捨離だと思って
どんどん、捨てていきましょう

しかし、恨んではいけません
友人には友人なりの考えがあります
それを無視して、友人でい続けろというのは
貴方のワガママです

最後は少し冷たい言い方かもしれませんが
うつ病とは、誰でも理解してくれる程まだ浸透しておりません
したがって、それを無理に理解してくれるように無理強いするのは
非常に狭いこころの持ち主となってしまいます。

残ったものを大切にして、前進していきましょう。